ルーシーママのスペイン便り

ルーシーは2009年にマドリッドに近い村で生まれたトイプードル、ママはえらい昔、日本に生まれ、長い間スペインに住んでるおばはんです。

秋に咲くバラ


スペインにおけるエボラ感染の状況は落ち着いています。

昨日、10月20日(月)新たなエボラの疑いのある患者を収容したと、10月20日(月)カタルーニャ自治州厚生省が発表していました:「19日(日)夕方、モロッコ経由でシェラ・レオネからバルセロナ空港に着いた48歳のスペイン人男性を、エボラの疑いがあると判断し、緊急医療プロトコルに従い、感染症対応医療施設であるHospital Clinicに収容した。この男性はギネアに1週間、シェラ・レオナに35日間滞在していた模様。この男性から採血された血液は専門の検査機関へ送られてPCR検査(エボラテスト)が行われており、24時間〜48時間後に結果が出る予定。」
そのPCR検査結果が今日出て、陰性であることが判明しました。偽陰性の可能性を排除するため、時間をおいて2回目のPCR検査を行うため男性は引き続き特殊病棟に入院しています。

もう一つグッドニュースは、スペインで唯一の二次感染患者として、エボラウイルスと闘ってきたテレサ・ロメロさんか、完全にエボラから回復したこと。
今日、21日(火)17h40過ぎに速報が多くのメディアでUPされました。
エル・パイス紙の記事を引用します:
http://politica.elpais.com/politica/2014/10/21/actualidad/1413903304_442773.html
(概要訳)
先週金曜日17日以来、一切の投薬や治療を辞めた状態で土曜日に第一回目のPCRテストを行いその結果が陰性、その後、昨日月曜に第二回目のPCRテストを実施、先ほどその結果が陰性と出たことから、テレサ・ロメロさんは「WHOの規定に従い、エボラ感染症から完全に回復した」とカルロス3世病院の専門チームから発表された。
エボラウイルスは全くなくなったが、複数の臓器、特に肺、には未だダメージが残っているためしばらくは入院が続くが、今後は一般病棟に移されて体力回復に当たる予定。

本当に、良かった!



いろいろ書きたいことがいっぱい。
Tarjeta Opaca de Caja Madrid/Bankia
Referendum de Independencia en Catalunya

ぼちぼち、トライして参ります。




先週はまるで冬がやって来たような寒い日が続いたと思ったら、
ここ一週間ほどは、まるで夏が戻ってきたような暖かい、というより暑いほどの日よりが続いています。

久々にルーシーと遠出の散歩。

マドリッドの街を見渡せる丘の上まで行ってきました。




その丘のふもとにバラ園があるのですが、10月も後半だというのに、綺麗な花をたくさん咲かせてくれていました。






秋の日暮れはつるべ落とし、バラ園で花に見とれていたら、あっという間に夕暮れ空に。
明日もいい天気かな。