ルーシーママのスペイン便り

ルーシーは2009年にマドリッドに近い村で生まれたトイプードル、ママはえらい昔、日本に生まれ、長い間スペインに住んでるおばはんです。

IOC評価委員会のマドリッド視察とスペインの現状

今日は3月26日、Semana Santaの火曜日。やっぱり悪天候であつ〜い雲に覆われた空。セビリアの人たちはプロセシオンに出れるか出れないか、空を見上げながらやきもきしていることでしょう。

ところで、先週、3月18日から21日まで、IOC国際オリンピック委員会の評価委員団が2020年度五輪の候補地のひとつとなっているマドリッド市を視察に訪れました。スペインはもとより世界各地のメディアがこれに同行、東京という対立候補地を持つ日本からも数社のテレビ局が取材に来ていたようです。同評価委員団視察に関連する仕事の関係で、スペイン経済の現状を現すものをリサーチする機会がありました。また、視察期間に合わせて行われた市民の抗議行動接触する機会もあったので、思い出しながら書いてみようと思います。

スペイン経済が市民の生活に及ぼす影響についてはこのブログでも何度か書きましたので、次の記事でも垣間見ることができると思います、
3月7日トンネルの光
9月9日貧富の両極化とスペインの富豪たち
9月8日ちょっとお金の話を(スペイン経済と日本のそれと)
8月18日残暑の頃(山火事と増税と予算カットと・・)

では、項目別に挙げて見ましょう。


市民の抗議行動
予算カットや増税によって逼迫する一般市民の生活、一方で政治家の汚職が後を絶たない現実に抗議する様々な市民の運動、デモ行進 、 15M, 25S, 23F (Marea ciudadana), Marea Blanca, MareaVerdeなどなど。

今回、IOC評価委員視察期間に合わせて2つのデモがありました。
ひとつは19,20,31日にかけて時限ストを行っていたマドリッド地下鉄職員のデモ。

20日午前中に地下鉄車両整備センター前から五輪メインスタジアムに予定されているLa Peinetaとあだ名される競技場まで行われた整備士を中心としたデモ行進と同日夕方に市内中心地のマヨール通りで地下鉄職員全体によって行われたデモ行進。
「地下鉄の安全性と機能性を維持することなくオリンピックを開催することはできない」という趣旨の横断幕をデモの最前線に掲げて歩く参加者にインタビューが行われると「労使間協議で合意された労働条件を雇用者側(地下鉄は第三セクターマドリッド市政府が経営を私企業に委託して運営している)が一方的に破棄してボーナスカット、給与10%削減、720人のリストラを実施しようとする一方で、鉄道運営のド素人を天下りさせて経営幹部に添えて高額報酬を与えたり、経費削減達成のために運行本数を減らしたり、サービスの質を落としていることに反対している。このように、安全性やその質のレベルを保証されない公共交通機関ではオリンピック候補地を名乗ることはできない。今まで2回オリンピック招致という名目で多くの税金が使われてきたが、結局は一部の政治家やそれらと癒着した一部の人間が潤うだけで、市民生活には全く何も還元されなかった。政治家や招致機関の汚職体質が改善されない限り市民のためになるオリンピックなど望むことはできない。」というような声が聞かれました。

この日、20日は06h30から09h30まで地下鉄時限ストでミニマムサービス40%保証とか、その時間帯に私もメトロを利用しましたが、運行頻度も車両の込み具合もほとんど普段と変わらず、ストの影響をあまり感じませんでした。もう何か月も前から、地下鉄の間引き運行は利用者が実感しているはず。運行時刻表とは全く違うダイヤで動いています。
我が家から仕事場まで、地下鉄を一回乗り換えて2路線を使っていくのですが、かつては40分あれば楽勝で着けたのに、今は下手をすると駅に着いて10分待ち、乗り換え駅で10分待ちなんてこともあったりで、1時間みないと行けなくなっています。

一昨年、2011年秋頃から「マドリッドの地下鉄は世界有数の質を持ちながら、世界で最も安価な料金を提供!」というキャンペーンが華々しく展開され、それが終わったと思ったらまもなく、料金がどーんと上がり、気が付いたら間引き運転が密かに浸透していました。間引きだけならいいけど、デモに参加していた整備士の人たちがこのままではその安全性が保てないと言っていたのが気になります。

もうひとつのデモは、スポーツの祭典である五輪招致を目指すマドリッド市のスポーツ施設で働く人々の抗議デモ。
20日夕方、シベレス広場を見下ろす美しいシベレス宮殿(マドリッド市庁舎)を取り巻いて行われたこのデモに参加した人たちからは、「労使間協議で合意された労働条件を雇用者側(マドリッド市)が一方的に破棄してのボーナスカットや給与削減。赤字削減、予算カットの名の元、公営スポーツ施設の一部閉鎖や全面閉鎖、それに伴うスタッフのリストラ。そして市営スポーツ施設運営の私企業への委託化。このように市民から公営スポーツ施設を奪っているマドリッド市が五輪を招致することができるのか?」という声が聞かれました。

デモの横断幕の中にカラフルなものがひとつ、Madrid 2020のロゴをもじって5つの色で描かれた封筒の図柄、その下にはMadrid2020の文字の上にバッテンが描かれているもの。3月7日のブログの中で書いた事、元民衆党会計責任者バルセナス氏の手書きによる裏帳簿には、現政府の要人やら元大臣やらを含む党幹部の多くに封筒に入れた現金が「特別手当」として定期的に渡されていたということを思えば、「汚職まみれの今のスペインでは五輪招致はありえない」ということなのでしょう。


マドリッド2020招致委員会
マドリッド市長とマドリッド州知事
2012年、2016年と過去2回続けてオリンピック招致に賭けて2回とも失敗した市長Alberto Gallardon氏は3期目当選を果たしたにも拘わらず一年にして退任、というのも長年の夢だった中央政府の司法大臣の椅子が待っていたから。

2012年1月、退任したGllardon氏の後を継いだのはそれまで福祉担当だったAna Botella氏。バリバリのオプスデイで元首相Aznar氏の妻。マドリッド州知事Esperanza Aguirre氏との距離が微妙と取沙汰されましたが、そのAquirre氏、2012年夏、なぞに包まれた突然の辞職、その裏には民衆党内の熾烈な派閥争いがあるとかないとか。

Aquirre氏についてはこのブログでも書いたことがありますが、保守系民衆党の中でもタカ派として有名で、好き嫌いのはっきりした人、微妙な場面で他の人が亀のように甲羅の中に隠れる時も背筋をぴんと張って「だからどうした」的なスマイルを見せて逃げることをしない潔さを感じさせてくれたのですが、副知事からそのまま彼女の後任となった現知事のIgnacio Gonzalez氏、見るからに甲羅の中に頭を入れたまま、時々そ〜っと顔をちょっとだけ出してはしゃべってる、そんな感じに見えてしまうのは私だけかしら。


マドリッド市:
スペインで最大の財政赤字を抱える都市。バブル期にイケイケ政策で派手な政策やプロジェクトを打ち上げたGallardon前市長が市民に残したものは巨額の赤字。

シベレス広場を見下ろす新しい市庁舎(シベレス宮殿)は本当に素晴らしいけど、市民には何のメリットも生まなかった。

鳴り物入りで打ち上げ、市民に大きな犠牲を強いたMadrid RioのプロジェクトはM30自動車専用道を地下敷設してその上に素晴らしい公園を造成したけど、果たして必要だったのか。

デフィシット・セロ(財政赤字ゼロ)の命題を達成するため、固定資産税の超増税、ゴミ税の導入、そして各種福祉政策予算の大幅カット。市立スポーツセンターなど多くの施設が閉鎖あるいは一部閉鎖(人員整理)そしてスポーツ施設の入場料値上げや地下鉄やバスを含む公共交通料金の大幅値上げ。

五輪招致委員会が発信し大手メディアが報道する「国民の85%はマドリッドの2020年オリンピック候補を支持している。その経済効果はスペイン経済のカンフル剤となる」という情報に対し、一般市民は冷ややかというか無関心というか、みんな日々の生活をなんとか支えるために、それどころじゃないという感じなのでは。


ホームレスを生み出すDESAHUCIO(住居差し押さえ>強制立ち退き)
2008年から400,000件のDesahucioが発生したそうです。
バブル時代の住宅ローン>バブル崩壊後不景気、雇用減少、リストラ、失業、ローン返済不可>銀行による差し押さえ、強制退去>路頭に迷う、自殺、犯罪に走る、という図式でしょうか。

現行法令に基づき強制立ち退き命令を出す裁判官らから、金融機関に有利で負債者に不利な現行法令自体が時代遅れであり、改正を必要としているという報告書が司法最高府であるCGPJに提出される。

判事らによる執行凍結運動が始まる。一般市民が組織する反Desahucio団体による活動(15M などとのリンク)が展開される。

司法界および世論のプレッシャーを受けて政府は現行法の改正を打ち出すも、最低所得枠の制限付だったり、支払い期限を猶予するだけという、全く付け焼刃的なものだったため、国民、司法界、野党から全く支持されず。

ここまでは3月7日のこのブログ記事で既に書いた通り。
そして3月半ば、EU裁判所による画期的な判決が下りる。スペインDesahucioにより強制退去令を受けて司法手続き中だったモロッコ人被害者の弁護を行っていた弁護士がEU裁判所に対し、スペインのDesahucio関連現行法はEUの定めるガイドラインに抵触するとして訴えていたところ、EU裁判所はこの言い分を受け入れ、スペインの現行法はEUの関連法令に反するとの判断を下した。これを受けて、スペイン国内で進行中の強制退去手続きの多くは停止。政府も現行法令の改正案を大幅に見直すことを発表。


浮浪者、ホームレスINDIGENTES

エル・パイス紙2012年2月27日記事:
野党のホームレス救済案否決される
マドリッド市のホームレス人口;2010年12月596人から2012年12月701人に増加。
(バブル最盛期、スペイン最高潮の2006年にもホームレスが621名存在した)
マドリッド市政策;Plande insersion social de Ayuntamiento 2010-2012(2012年12月で期限終了)奏功せず、UEガイドラインに及ばず。

この日(2月27日)マドリッド市議会では、野党(UPyD/IU/PSM)によって提出されていたホームレス救済案は絶対過半数を占める与党(PP)によって否決された。

Samur Socialと呼ばれる貧困層救済政策;2月27日市議会で2016年までの更新が決議され、予算は1,450万ユーロ(全体の内訳;52% ホームレス / 13% 高齢者 / 10% 移民 )

ホームレスの原因;Derribo de chobolas(家屋強制排除)/Desahucio(差し押さえ、強制立ち退き)
Deshauscioの家庭に対してAnaBotella市長が提示した200戸のVivienda Social(福祉住宅)は入居条件が厳しく多くが入居できない。

エル・パイス紙2012年2月22日記事;
ホームレス4人に一人は大卒ホームレスのプロフィールが変わってきている。

職と家をなくした人たちは家族の支援、隣人や自治会などの支援、市の福祉政策、ONG(宗教団体を中心とする)やボランティアによる支援(食事、食材、宿所、衣類など)などによってなんとか生き延びている。

マドリッド市がホームレスの実態調査を実施(2012年12月13日夜);総数701名。男性で外国人が多く、4人に一人は大学卒の学歴を持つことが判明。
Ana Botella市長は700名を超えるホームレスを5年以内になくすと宣言、しかし具体策を打ち出していない。

現市長がマドリッド市役所福祉担当責任者だった2006年にホームレス実態調査を開始;その数の推移;2006年(621人), 2008年(650人), 2009年(553人),2010年(596人)  その後予算削減で実施せず…. 2013年(701人)

スペイン失業率の推移;2007(8.3%), 2008(11.3%), 2009(18%), 2010(20.1%), 2011(22.8%), 2012(26%)
家のない人の総数2041人:市営シェルター入居者が885人/ONGなど私立機関のシェルター入居者が455人/完全なホームレスが701人

完全ホームレス701人の内訳と典型的プロフィール;
>年齢層;35%が40-49歳/25%が50-59歳/16%が30−39歳/14%が60-69歳/平均年齢は46歳(2008年は41歳だったので高齢化している)

>86%が男性/半数が外国人/学歴;24%が大卒、29%が高卒、48%が義務教育かそれ以下/38.5%が独身、21%が既婚、17%が別居中、11%が離婚者、10%が異性と交際中

>ホームレスになる前;53%が自分の家を持っていた、13%ペンション暮らし、10%フラットをシェア、9%がシェルターまたは刑務所。

>夜間の休息場所;45%が公道、広場などで野宿/15%何らかの形で屋根のある寝床を創る/11%が公園/9%ATM/2%商店やショッピングセンター/車中(1%)

マドリッド市内地理的分布;171人Distrito Centro(人通りが多く安全、福祉策を受けやすい)/64人Arganzuela/64人Moncloa-Alavaca/63人Chamberi/36人Salamanca/35人Chamartin。

>住民登録;半数が登録(市の福祉サービスや公共医療サービスへのアクセスあり)、半数が未登録(他の地域から首都にやってくるホームレスが多い)。

>ホームレス状態になってからの期間;25%が4ヶ月未満/54%が2年以上。

>糊口をしのぐ術;38%が物乞い/9%が何らかの仕事

>社会支援の利用;27%が食事提供所利用/26%が夜間休息所利用/16%が古着衣服支給を利用/18%は一切何も利用していない。


不動産バブル崩壊の産物

産物1:造成したが売れない住宅群

例1)Ciudad Valdeluz(シウダ・バルデルス)
エル・パイス記事2012年10月27日 
http://economia.elpais.com/economia/2012/10/27/actualidad/1351362942_631449.html
マドリッドの北、70㎞ほどのところ、Guadalajara市の近く。
Royal Urbis(現在は倒産)という会社のプロジェクトで、マドリッドからAVEの支線が通過するはずの駅、Guadalajara-Yebesの建設に合わせて開発が進んだプロジェクト。駅は建設されたが、AVEは通過せず、駅自体がゴーストステーションとなっている。本来30.000人が住めるタウンだが、現在まで入居者は3000人。


例2)Residencial Francisco Hernando(レジデンシア・フランシスコ・エルナンド 
Antena 3の記事2012年11月16日,
http://www.antena3.com/noticias/economia/pisos-menos-60000-euros-sesena_2012111600296.html
マドリッドの南40㎞ほどのところ、Seseña市に属す。El Poceroというあだ名を持つ成金土建王Francisco Hernandoによるプロジェクト。当初13.000件の住居建築を予定していたが、5.100戸ほど完成した時点でバブル崩壊、残りの住居群およびショッピングセンター、病院、学校など当初予定していた施設の建設が頓挫したまま。3000戸ほどは売れたものの、その後入居者がなく、ゴーストタウン化。最近になって、当初の4分の一の価格(100平米の住居が60.000ユーロ以下)で売り出され、再び入居者が増えているとのこと。



産物2:廃墟化したビル
エル・パイス紙2012年5月26日の記事
http://ccaa.elpais.com/ccaa/2012/05/26/madrid/1338047868_371890.html
街のど真ん中にあるクレーター:スペイン広場に聳える廃墟ビル5つ

私がスペインに来た頃、80年代始めは活気に満ちていたスペイン広場、今はスペインの現状を反映するかのような衰退ぶり。かつてビジネス街として活気にあふれていた大きなビルが現在は空っぽ状態。

1)Edificio España(スペインビル)
1953年に建築され、当時としてはスペインを代表する高層建築で注目の的だった。一部はホテルHotel Crowne Plaza、一部はマンション、一部はオフィスでMetrovesesaというゼネコンの所有に属していた。同社がビル全体をリニューアルして一部を高級マンションに一部をホテル(Mariott)にする構想で住人やテナントに対して多額の補償金を支払い退去を要請。
プロジェクト進行中の2005年Metrovasesaは資金不足のためこの建物自体をサンタンデール銀行グループの不動産部門子会社BANIFに売却(Metrovasesa社はこの時期フランスの大手不動産会社を買収するため多額の資金が必要となったため、1と2のビル両方をまとめて売却)。
2007年についに最後のテナントが退出した時には、バブルは既に崩壊しており、空になったビルがBANIFの手に残った。同社はそこそこの小金持ちの投資家が投資している会社で、大規模な投資で大規模なプロジェクトを推進できず、買い手のつかないまま今日に至る。
かつて活気にあふれたビジネス街と4つ星ホテルが入り、観光客やビジネスマンが行きかっていたこのビル、一時は改装のためにビル全体を覆う足場が組まれ、それを覆うテキスティルには自動車メーカーの広告が掲載されていたが、やがてその広告も剥げ落ち、足場が何年もそのままに放置され、その足場も撤去され、現在はまさにお化け屋敷と化してしまった。

2)Torre de Madrid(マドリッドタワー)上記1)より遅く1957年に完成したやはり当時はスペイン有数の高層ビルとして注目の的だった。所有は1)と同様Metrovasesaに属したが、2005年に同社が資金調達のためスペインビルと一緒にサンタンデール銀行グループ不動産部門の子会社BANIFに売却。
36階建ての16階より上は絶好の立地と素晴らしい景観の超高級マンションとして売り出しており、高層階にプール、スポーツジムを完備、24時間体制のコンシェルジュ付、NYCのアッパーイーストサイド並みサービスを提供、そこそこ入居者がある。
しかし15階以下はスペインビルと同じ状況らしい。

3)4)Telefonicaがかつて所有していたビル2件
バブル絶頂期にMonteverdeというゼネコンが購入したが、同社は倒産。数年前からホームレスの人たちが棲みつき、いわゆるOKUPADOという状態になっている。
かつてテレフォニカを中心とするビジネス街だったビルが今は全ての窓ガラスが割れ、見る影もなくなっている。入口付近には常にホームレスの人たちがたむろしていて、前を通る観光客が眉をひそめていたが、つい最近2つのビルが塀で覆われ、某ホテルチェーンの近日オープンという看板が掲げられていることから、買い手がついたのかと思ったら、某ホテルチェーンのホテルがオープンするのはこれらのビルのあるところではないそうで、なんなんでしょ。ただ単にホームレスやOKUPAを追い出すための口実?

5)Compañía Asturiana de Minas(アストゥリアス炭鉱会社ビル)
19世紀炭鉱で財を成した会社が所有した非常に美しい建築物、炭鉱業の斜陽で現在はMutua Madrileñaという保険会社の所有。新たな買い手がつくまでビルを綺麗にメンテナンスして様々なイベントに貸し出しているという。



スペイン広場を通り、これらの空っぽビルを見るたびズタボロの今のスペインを見るようで、悲しくなります。でも、一昨年のクリスマスには市の予算カットのためかイルミネーションどころか街灯も点かず真っ暗だったこの界隈、2012年のクリスマスには街灯も点き、私企業の出資(ある意味広告塔)によるイルミネーションなども出現して活気づいていたし、少しずつ少しずつですが元気を取り戻していると信じましょう。





菜の花とルーシー
早く春が来るといいね!