マドリッド市役所所蔵のBELEN
先日、12月15日に、Palacio de Cibelesの中に展示されている、マドリッド市役所所蔵のBELENを見てきました。
私はちょうど昼飯時に行ったのでほとんど待たずに見ることができましたが、夕方5時過ぎには長蛇の列ができていました。
このBELEN、以前はコロン広場の地下に展示されていたものですが、本来もっと広い場所で展示すべきものが、狭いスペースに押し込められた感じで、せっかくの素晴らしい人物やら動物やら食物やら家屋やらのフィギュアがよく見えないのが残念。
あんなに広いスペースが余っているのに、なんでBELENをもっと全部見られるような配置で展示しないのか、とても理解に苦しみました。
陳列方法は別として、このBELENはとても素晴らしい見ごたえのあるものなので、是非お勧めです。14h30とか15h00頃行くと比較的並ばずに見られると思います。
紀元前30年ころのベツレヘムに暮らす人々の様子を再現する、巨大な箱庭。ひとつひとつの場面が意味を持っていると同時に、全体でひとつの物語となっている、素晴らしいBELENです。
2093 3階ギャラリーから2階の中央入口を望む。下に見えるのがBELENの展示。
2107 マリアとヨセフを思わせる旅人(マリアとヨセフもナザレからベツレ
ヘムへ書類手続きに来ていてそこで出産したのだそうです)
2108 町の入口に近づいてくる東方三博士たちの行列が奥に見えます
2123 厩では生まれたばかりのイエスを抱くマリアとヨセフ、祝福する羊飼
いたちと天使たち