ルーシーの歴史(9) 2010年、 ルーシーと迎えた初めての春
2010年3月、ルーシーにとって初めての春、そしてルーシーママにとっても毎日が新しい発見に満ちていた季節。
今住んでいる家に越してきたのは1995年、もう15年も暮らしていて見慣れていたはずの街が、ルーシーと一緒に歩くと、まるで別の世界に変わりました。今まで気づかなかった、街ですれ違う人たちの表情が見えてくる。犬を連れているいる人、自分の犬しか興味ない人、お互いの犬を通じて挨拶を交わせる人、犬が好きでルーシーに近づいて来て頭をなでてくれる人、動物が近づくともろに嫌悪を露にする人、乳母車の赤ん坊がルーシーを見て喜び、赤ん坊のママとルーシーママが笑顔を交わす。色んな人がいることに気づかせてもらえました。そして、街路樹や公園の木々の葉っぱや若芽が成長する様子をわくわくしながら見守り、地面に生えてぐんぐん成長する雑草たちの素晴らしい生命力に驚かされる毎日。太陽に輝く木の葉が、たんぽぽが、れんぎょうが、アーモンドや桜の花が、こんなにも綺麗だったこと、木漏れ日の上に広がる青空がこんなにも美しかったこと、ルーシーと共に散歩するようになって、初めて気づきました。
こんなにちっちゃなルーシーがた〜くさんの幸せを教えてくれました。
011 レンギョウとルーシー
017 早春の公園、レンギョウの黄色とアーモンドのピンクが綺麗
019 早春の公園、タンポポがまるで黄色いじゅうたんみたい
020 レンギョウ、鮮やか!
025 この頃、子犬のルーシーはこの柵の間を抜けることが怖くてできなかったのよね。今は平気で出入りできるけどね。
035 公園で見つけた桜の一種、この後さくらんぼの実がつきます。
040 藤棚があるのはマドリッドの街を見渡せる丘の上
042 芝生の上で転がるのが大好き、超テンション上がってる〜