ルーシーママのスペイン便り

ルーシーは2009年にマドリッドに近い村で生まれたトイプードル、ママはえらい昔、日本に生まれ、長い間スペインに住んでるおばはんです。

レバハスと禁煙とルーシーの晴れ着

1月2日

今年最初の日曜日、今日も出勤です。
天気いいけど、家を出る時は未だ暗い。因みに今日のマドリッドの日の出は08h37、日没は18h00だそうです。

出勤時、街中が超静か。大晦日と元旦の大はしゃぎの後、皆がお休みモードかしら、と思ったら、マドリッドは今日からレバハス(Rebajas)、スペイン語でバーゲン、の開始なんですね。なので、デパート開店の10h00には、待ってましたとばかりにバーゲンフリークが殺到。これも不景気のなせる業?スペインは昔から、クリスマスのプレゼントは12月24日の夜にサンタさんが持ってくるものではなくて、1月5日の夜に東方三博士がらくだに乗って子供たちの元へ持ってくるものだったので、スペインに存在する唯一のデパート、エル・コルテ・イングレスを初めとする商店は1月5日の夜は24h00まで大商戦を展開、一方、ついついやるべきことを最後まで延ばす国民性を持つこの国では、子供たちや家族へのプレゼントを探す人たちで商店街は夜遅くまでごった返し、翌6日は国民の祝日でデパートもお休み、そして7日の開店と同時にレバハスが始まったものでした。エル・コルテ・イングレスで働く知人は「5日の24h00まで売りまくった後、夜通しでレバハスの準備をして、6日は朝帰り」とよく言ってました。グローバル化の影響?でスペインにもサンタクロースが来るようになったからか、お正月気分が消えない内にバーゲンに来て散財してもらう方が割が合うのか・・・1月2日からレバハス開始とは、長くスペインに住んでいてもびっくりな早さでした。


街中で時々見かける、サンタさん。下手すると、空き巣に見えてしまいそう…


スペインは今日から、改正禁煙法が発効、人が集まる全ての場所で禁煙(レストランやバルはもちろん、カジノやビンゴ場でもダメ)になりました。病院や児童公園の周りは戸外であっても50メートル圏内は禁煙。例外的に喫煙スペースを設けられるのは、刑務所、精神科病院、老人施設だとか、なんか不思議っていうか納得できない気がするのは私だけ? 4年前にお上の言うことを聞いてお金をつぎ込んで分煙設備を設けたレストランやバルの店主、全施設禁煙となった今後は分煙設備を再度お金をかけて撤去せなばならないとか。一方、4年前の禁煙法で分煙設備が義務付けられて以降も、のらりくらり言い訳をして何もしてこなかった店も結構ありますねぇ。やっぱ「正直者が馬鹿を見る」んでしょうか・・・・


さて、今日の夕方、ミニィちゃんが遊びに来ました。ルーシーとおそろいで友達が作ってくれた晴れ着を着て2匹一緒に記念撮影。イメージは宝塚か映画キャバレー。ん?チンドン屋か? しかし、いつまでたっても、2匹の間の微妙な距離が縮まらないのはなぜだろう? どっちも一人っ子で、自分は犬だという自覚が無いからかなぁ・・・・


まぁ、ドレスが似合ってかわいいこと。が、ミニィは男子なんだけど、いいの、このおかま嗜好?


ドレスぐっさぐさのルーシー


この2匹、男子と女子なのに、絶対に縮まらないこの距離、なぜ・・・・