ルーシーママのスペイン便り

ルーシーは2009年にマドリッドに近い村で生まれたトイプードル、ママはえらい昔、日本に生まれ、長い間スペインに住んでるおばはんです。

はじめまして!

はじめまして!

はじめまして、ルーシーママです!
ブログって自分でもできるのかなぁ?と尻込みしていましたが、なんとかオープンできました。
昔から、三日坊主的傾向の大きな自分に、継続ってできるのだろうか・・と不安を抱きつつのスタートです。

ルーシーママとは、ルーシーのママ、そのまんまで、芸のないネーミングですよね。
ルーシーはスペイン生まれの一歳になったばかりのトイプードルです。この年齢(どの年齢?)まで全く動物を飼ったことの無い私が、恐る恐る買い始めた娘。超大変、超手がかかる・・・でも、その大変さを十分あがなって余りある癒しと幸せをもらってます。昔からの友人らに「親ばかじゃ、アホじゃ」と言われても、「うちの子が一番かわいい」と妄信してるのでただニコニコするばかり。

ここは、マドリッド、そうスペインの首都です。さっきすっごい夕立で、雷の音にルーシーが反応してましたが、あっという間に去ってしまい、中途半端に蒸暑くって、いや〜な感じ。

このブログには、日本人から見たスペインと、スペインから見た日本、と言うスタンスで、気がついたことを書いてみようかなと思っていますが、飽き性の自分、大丈夫かなぁ・・・

スペインの今日のニュースから:
★スペイン北西部、パンプーナに近い村、タファーリャで闘牛祭りの最中、牛が観客席に飛び込み、多くのけが人を出し、10歳の男の子が重体。動物保護の観点から闘牛催行を禁止する法案がカタールーニャ自治州議会でつい最近承認され、再来年からバルセロナ市を始めとするカタルーニュア州では闘牛禁止となる一方、マドリッド州やバレンシア州などでは闘牛を重要無形文化財として保護していく意向を表明。このような状況の中で起こった今回の事故、またまた闘牛賛否両論に世論が沸くことでしょう。
★アフリカ大陸北部に飛び地としてあるスペイン自治市のひとつ、メリーリャ市とモロッコとの国境で、スペイン警察、特に女性の国家警察官によるモロッコ移民に対する差別的扱いがあるとして、一部独立は住民によるデモやボイコットが続いている。これらボイコット運動で使われているモンタージュ写真が女性警察官に対するセクハラであるとして警察官の労働組合がボイコット組織団体を訴えたかと思えば、野党政党はすかさず現場に幹部を送ってメディアに露出して与党や政府の無能さをアピール。来年は総選挙、「なんでもかんでも政治的に利用できるものは利用する」ってことでしょうね。
★一昨日スペインのテレビも新聞もトップニュースのひとつが「今年第二四半期のGDPでついに中国が日本を追い越して世界2位の座になった!でも国民一人当たりのGDPは中国はまだ日本の10分の一にも満たない」。しかし、かつてバブル最盛期に国民一人当たりのGDPが世界3位まで上り詰めた日本、最近は世界20位のあたりを行ったり来たり。1986年にECに加入し、流血の経済政策とその後の建築バブルで駆け上りEUの中でも屈指の経済成長を見せたスペインに住んでいると、2008年のバブル崩壊と経済危機の後の苦しみは肌で感じるものの、人口の1割以上の移民を受け入れつつもまだまだ日本と比べて社会福祉保障がしっかりしてると感じます。毎年日本に里帰りする度に、日本がだんだん貧しい国になって行っているような気がしてとても寂しいですが、これって私だけが感じることでしょうか?
★現代風景画家の第一人者と言えるアントニオ・ロペス氏がここ最近、夕方になるとマドリッド市内中心地のプエルタ・デル・ソルにキャンバスを持ってきて作業をしてます。まるで趣味で絵を描いてるどこにでもいるおじんちゃんのような飾り気のなさで、たんたんと作業をしている様子は巨匠と呼ばれてる人には見えません。

さっきの夕立は嘘のよう、青い空にうろこ雲が浮かんでます。
さぁ、これからルーシーのお散歩に行ってきま〜す。